2020年に読んでおもしろかった本(出版された本ではない)、最終回です。
これも熱い。静かに熱い。
科学は、難しげなことをやってるように見えるし(実際やっていることも多々あるけど)、基本はセンス・オブ・ワンダーです。
父が海戦ものが好きで、私は、家にあった「駆逐艦キーリング」「眼下の敵」「女王陛下のユリシーズ号」などを一時期好んで読んでいました。
駆逐艦と潜水艦の戦いの話はおもしろいですよね。
新版が出たわけですが、表紙の絵は以前のままで、それが「胸熱」でした。
映画化もされています。
さかなクンはすごい人だと思っていたけど、さかなクンのお母さんがものすごい人だということがわかりました。
私にはとても真似できませんが、少しでも子どもの「これが好き」を応援してあげられたらと思います。
結果的にそれを仕事にしなかったとしてもいいんです。生きていく上での歓びの一つにはなるでしょう。
人を動かす熱の源は何なのか。アイヌの登場人物もたくさん出て来るので、「ゴールデンカムイ」にはまった人には、これもぜひ読んでみて欲しいです。