ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

ダマスカス市街を歩く

 今朝、トイレに行くと、本当に水のようなというか、タール状のというか、の便が出た。いきなり汚い話ですみません。その後もトイレに2回行ったが、2回とも。こうなると、いろいろと心配を始めてしまう。なんで旅も終盤の今頃になって下痢なんだ。そういうのは、普通は旅行し始めになるんじゃないのか。

 何度かトイレに行くうちに落ち着いたので、ダマスカス市内見学に出発する。

 まず軍事博物館へ行ったけど、ここは閉まっていた。金曜日は休日だけど開いてるはずなんだが、さすがに元日だからな。
 撃墜されたイスラエルの戦闘機とか見てみたかったが、閉まってるんじゃあしょうがない。外からいくらかのぞけるので見てると、古いタイプの戦闘機(小さい!)や、自動車なみの大きさの戦車なんかが置いてある。当時はそれでも脅威だったんだろうけど、今見ると、こんなのでよく戦ってたよな、と思わせられるくらいだ。

 時間ができてしまったので、バス会社(カルナック)に行ってみる。
 メイン・オフィスでパルミラ行きのバスの有無を聞くと、受付の女性に無愛想に「あっちだ」と言われる。社会主義国の国営だと、こうなるのか…おまけに、そっちのオフィスに行ってみると、ここはヨルダンのアンマン行きだと言われる始末。でも、こっちのオフィスの人は少しは親切で、アルマン(民間)のバス・ターミナルへ行けと教えてくれた。

 少し歩き疲れたのもあり、腹の具合が心配なのもあり、一度、宿へ戻ることにした。途中、青物・果物スークの少し手前でケバブを焼いてるのをみなが食べているのがうまそうで、一つ持って帰って食べることにした。
 注文した後、「写真を撮ってもいいか?」と聞くと、おっさんに怒られてしまった。「写真撮りたきゃ、マルジェ広場でも行け」(たぶん)
 宿に帰って食べたはいいんだが、完全には火が通ってないとこもあって、余計に腹のことが心配になった。

 

1999年の元日