ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

イスタンブール到着 その2

 ベヤズット・ジャミイは中には入らなかったが、あまり派手さのない、渋いジャミイ(モスク)だ。

 イスタンブール大学の向こうにシュレイマニエ・ジャミイがあるので、まず大学に恐る恐る入ってみる。

「恐る恐る」というのは、入り口のところに警官のように見える(実際の警官はフランス風?の制服だ)警備員がいるのだ。何か言われたが「?」という顔をしていると、“Tourist? Öĝrenci?”(ĝの上は本当は上下逆向き)と聞かれ、うなずくと、問題なく入れた。
 中に入ると学生が沢山いた。女性はきれいな人が多く、男はマニッシュな人が多い感じだ。

 大学内を散々うろついたのち、シュレイマニエ・ジャミイにあたる。

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シュレイマニエ・ジャミイ(スレイマニエ・モスク

 まず裏手の墓地へ出た。ここはとても敬虔な感じ、静かで落ち着く場所で、Fに関するモヤモヤも飛んでいく。

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シュレイマニエ・ジャミイ裏手の墓地

 

 次に、靴を脱いで中に入る。薄暗い中、ステンドグラスが光り、燭台の灯がともる。観光客もあまり多くない。祈りの時間が来たのか、途中で10分ほどで追い出されたが、とてもいい場所だ。明日も来よう。

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シュレイマニエ・ジャミイの内部

 ジャミイの裏手に出ると、ガラタ橋や新市街が一望できた。一人で悦に入っていると、葉書売りが近づいて来る。追い払おうと思ったが、しつこい。葉書はいらないと言ったが、今度は観光地図を勧めてきた。一瞬いいかなと思ったのが第一の失敗。2 million(200万TL)というのを125万にまけさせたが、そもそも最初10万500TLと言ってたような気がする。なんせ桁が多過ぎて、しかもそれを英語でやり取りするから、わけがわからん。
 教訓1:値段の確認はしっかり、2:先に品をもらって金は一度に払う、3:いらないと何が何でも言う、以上。
 気分を害されたので、もう一度墓地に寄って、気持ちを落ち着けてから帰る。

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シュレイマニエ・ジャミイ(スレイマニエ・モスク)の内部

 夕食はホテルより少し新市街側のレストランでとる。110万TL。店員は気持ちのいい人だったが、料理は油っこくてしんどかった。この先これが続くのか…

 

1998年11月のある日