ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

キャフタの街で 03

 結局、早起きというわけには行かず、10時頃から街に出た。今日も暑い。ミリタリー・サービス(徴兵)に行く兄ちゃんがカイセリやアンカラは寒いと言っていたので、まず上着を買わねばならない。
 昨日、イタリア人Mとぶらついている時にみつけた商店街は、まだ時間が早いのか(曜日の感覚を全くなくしているけど今日は日曜だった)、ほとんど開いていない。
 けれど、それよりメインストリートをさらに奥へ行ったところで洋服屋をみつけた。700万TLのいい感じのコートがあったけど、予算オーバーだし、重いので、300万TLのジャンパーにする。ここでは言い値で買った。観光ずれしてない町に来てまでしつこく値切るのは気が引ける。

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キャフタの街(再掲)

 それからPTTへ行ってみたけど(葉書を出すため)、どうやら休みらしい。
 日曜だからだと思うけど、PTTのそばの通りでは、昨日は出ていなかった出店がたくさん並んでいた。バザールだ。服からニワトリから何でも売っている。

 バザールの端で写真を撮ろうとしていると、高校生が話しかけてきた。英語はほとんどしゃべれないし、理解できないようだけど、片言の英語とトルコ語の本を使って話しながら、バザールの中を歩き、それからオトガルの裏手の方まで歩いた。主に本のトルコ語を示しながら、結婚してるかとか学生かとか(仕事をしていないと説明するのは難しい)、おじいさんはいるかとか、ネムルトはどうか、とか。

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キャフタで会った高校生(再掲)

 そのうちバスの時間が近づいて来た。彼は一緒にホテルへ着いてきた。でも途中で意外に遠いと思ったのか、帰ってしまった。

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高校生と一緒に眺めたキャフタの街(再掲)

1998年11月のある日