ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

カッパドキア自主ツアー その1

 今朝アンカラへ発つ先生とK君を見送りにオトガルへ行こうと宿を出ると、ギョレメの村は一面もやに覆われていた。今日は昼からスクーターを借りてツアーで行けなかったところを回るつもりだったけど、無理かもしれない。

 09:00頃のバスで先生とK君はアンカラへと発った。「何だよ、バス、しょぼいよ」とか言いながら、いつものようににこやかにバスへ乗り込んでいった。それを3人で見送る。トラブゾンからの知り合いで残るのはRさんだけだ。彼も今晩イスタンブルへ発つ。

 午前中はもやが消えなかったので、宿で過ごす。手紙を書き、両替を済ませた後は、ベッドに横になって椎名誠の「パタゴニア」や古新聞を読み、宿の主人の子どもが部屋に遊びに来たので、遊んであげたりする。まだ2歳くらいの子で、やることなすことが可愛らしい。

 昼はあまり人が来てなさそうなピデ屋へ初めて行く。安いけど、味は「S.O.S」より少しいいというくらいだ。この町の料理はどうもイマイチだ。キャフタで食べた、チャパティっぽく辛みの効いたピデがなつかしい。ロカンタも。

 昼近くになって晴れ間が広がってきたので、Rさんを伴ってZemi Tourへ行った。彼は観光のためやら肉を買いに行くためやらでここ2日続けてスクーターを借りているから、その顔で4時間350万TLを2500Bin(250万TL)にまけてもらえた。

 安くあげるため、Tさんと二人乗りで回る。原付に乗るのは久しぶりでちょっと緊張もしたけど、トルコの大地を自由に風を切って走っていると、愉快になって来る。

 今日の「自主ツアー」では、パジャパー(パシャバー?)、ゼルベ、ラクダ岩、美女岩、オルタヒサール、ローズ・バレー、ウチヒサールの順に回った。

 まずはパシャバー地区へ。

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パシャバー

パシャバー地区は奇岩が多い。中が住居になっているものもある。はしごや天井に垂直に掘られた穴を通って上階へ行ける。日本人観光客も多かった。

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岩の中の通路(はしご)

1998年11月のある日