ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

セルチュクからパムッカレへ向かう

セルチュクのこのホテルではラクを飲んだり、最初Dが150万TLと言ってた晩飯を食べてしまったりしたので、いくら請求されるかとビクビクしながらチェック・アウトする。おばさんに声をかけるとDを呼びに行ってくれて、いかにも寝起きって顔の彼がやってきて、結局ラクやワインはおまけしてくれ、400万TLで済んだ。

時間がないのにと思いながら勧めてくれたお茶を飲み、小走りに急いでオトガルへ向かう。オトガルへ行ってみると、もう出発時間の数分前だっていうのに、どこにも大型バスはいない。イヤな予感がしながら昨日のオフィスへ向かうと、途中で向こうからスタッフのおじさんがやって来る。「何やってんだ。15分前には来いって言ったじゃないか」「知らないよ、そんなこと」「まあいい、うちのオフィスで扱ってる他の会社のバスでデニズリへ行って、そこからミニバスは同じ会社でサービスだ」「Thank you.」とかなんとか会話しながら、オトガルの外のバス発着場に連れて行ってくれた。

ウトウトしながら3時間半ほどかかってデニズリに着く。

バスを降りると、そこに迎えがもう待っていた。でもこの兄チャン、客引きも兼ねていたらしく、車の丁度前に止まったバスから降りてきたニュージーランド人の女性も車に乗せ、パムッカレへ向かい、ちゃっかりホテルの前で降ろしてくれたよ。
早速、値段交渉の始まりだ。最初向こうは10$と言う。1泊300万TLは高い。観光地だけあるのか$で言うとこが気に食わない。部屋を見せてくれた後、上限はいくらかと聞くので、「200万TL、できれば150万TL」と言うと、250万TLと言ってくる。「悪いけど、他あたるわ」と言って荷物を背負い、ロビーも抜けて外へ出ると、追ってきて「わかった。150万TLだ。でも人には言うな」と来た。この辺のホテルは冬場はよほど人が少ないんだろうか。それを考えるとちょっと気の毒な気もするけど、たまには交渉で勝たせて。

 

1998年12月のある日