ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

イスタンブル最終日

さて、イスタンブルで過ごす最後の一日が始まった。今日は近場の見所をもう一度訪ねるつもりだ。食事を済ませ、カメラだけを持って、まずスーパーへ行って、またエルマ・チャイ(リンゴ茶)をたくさん買い込む。店の人が「昨日も来てただろう」と言って、まけてくれた。

それから、アヤソフィアへ向かう。その途中、今日も日本語を話すトルコ人に出くわす。若く、そしてかなり日本語がうまい。「1人で気分に浸りたいのに、もう」と思いつつ、思わず話を聞いてしまった。彼と適当に話しつつアヤソフィアを見ると、どうやら今日は休みらしい。一度見ているとはいうものの残念だ。

アヤソフィア

外観だけをしっかり眺めて、ブルーモスクへ向かう。この男はそれでもついて来た。とりあえずカーペットの話はしていないけど、そのうち切り出して来るに決まっている。存在を半ば無視して適当な返事をしなからブルー・モスクに行ったんだけど、お祈りの時間で中には入れなかった。またしても残念。

ブルーモスク(スルタン・アフメット・ジャミイ)

そこでシュレイマニエ・ジャミイに向かう。お祈りの時間だったけど、少し待って中に入る。やはりここはなかなかいい。ブルーモスクよりは落ちるだろうけど、ステンド・グラスも見事だし、なにせ人が少ないのが落ち着けていい。

シュレイマニエ・ジャミイの内部

シュレイマニエ・ジャミイの内部

一通り観光(と言えるのか?)を終えて、最後の買物へ。ベヤズット・シャミイのまわりの銀製品屋でアクセサリーを買う。銀製品、というよりアクセサリーというもの自体買わないので、相場がさっぱりわからない。なので、まず1軒目のトルコ人が何人かで買物してた店で買った。地元の人が出入りする店なら大丈夫かなと思って。帰りにさらにチャイ・グラスなどを買って、ホテルへ急ぐ。16:00に隣のベッドのHさん達と待ち合わせてボスポラスへ行くことになってるからだ。

最初はあまり気乗りしなかった。最後にブルーモスクへ行っておきたかったからだ。でも他のCさんやMさんに誘われ、ブルーモスクには明朝行くことにして(そのためシャトルバスの時間を遅らせた)、一緒に出た。

エミノニュから各駅停船(船がボスポラス海峡の両岸にある「停留所」に順に寄って行く。橋や両側に現れるライト・アップされた宮殿(ドルマバフチェを始めとして)、モスク、城壁がとてもきれいだった。ここで何度も激しい戦闘が昔から行われて来たとは思えない。イェニキョイという所で食事をした。Hさんがケバブばかり注文して、Cさん曰く「ケバビスタン」な食事だった。よいクルーズだった。

宿に帰って、トルコからは最後のメールを送り、シャワーを浴びて、とりとめもなく同室の皆で02:00まで話をし(Hさんがスイス・ホテルのカジノで大負けした話が笑えた)、最後の夜はふけていった。

 

1999年1月のある日