ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

伊勢神宮へ

鳥羽駅から近鉄に乗って、伊勢神宮(外宮)へ向かいます。途中、線路沿いの入り江に鳥羽商船高等専門学校が見えました。菅島に行くために乗った船も、ここの卒業生が運行していたりするのかも。

近鉄 五十鈴川駅近鉄を降りました。伊勢神宮(内宮)の最寄駅です。

五十鈴川駅を出ると、ちょうど伊勢神宮行きのバスが出るところ。時刻表を見ると次のバスは約40分後…駅周辺に喫茶店も何もなさそうですし、40分間も何をして待とうかと困りましたが、ちょうど長期休暇シーズンだったこともあり、臨時バスがすぐに来て一安心。五十鈴川駅から伊勢神宮まではそんなに時間はかかりませんでした。一方、バスの中から見ると、駐車場に入るために車の長い列ができていて、公共交通機関で来るに限ると言う感じでした。

www.isejingu.or.jp

 

伊勢神宮前でバスを降りると、早速、両側にいろんな店が並ぶ路地があり、そこを通って伊勢街道へ向かいます。

ちょっと早めでしたが、混みそうなので早めに昼食にすることにして、伊勢街道沿いで店を探します。

伊勢街道

時期が時期だったので、とにかく人が多くて歩くのも大変。伊勢街道を少し歩くと、ゑびや大食堂と言う店がありました。外観・内装もきれいで、よさそうな感じ。表で客引きをしていた女性店員さんがとても感じよく、もうすぐ入れそうなことを教えてくれて、ここに入ることにしました。とても巧みな接客の人でした。

木の内装と暖色系の照明で落ち着く店内でしたし、接客はよいし、もちろん料理はおいしいしで、いい店に入れたと思います。

海鮮はもちろんおいしかったですが、デザートについていた岩戸餅もおいしかったですよ。伊勢といえば赤福、ですが、この餅もおすすめです。

iwatoya.jp

 

伊勢街道にはまた後で来ることにして、先に伊勢神宮へ向かうことにしました。

手水舎の手を洗う場所は増設されていて、また、順路沿いには御神酒の樽が山積みにされていて、正月の準備がなされているようです。

五十鈴川の御手洗場にはボラがいたような記憶があるんですが、まあ、どこが別の場所との記憶違いでしょうね。海が近いといっても、さすがにここまでボラが来るとも思えませんし。

正宮まで、広葉樹とその中に大人でも一人では抱えきれないほどの太さのスギが点在する森の中を歩いて行きます。伊勢神宮のホームページによると、植物約850種、鳥類約140種が確認されているそうです。神社の境内などに元々のその土地の自然が残されていることがありますが、ここもそうみたいです。

 

正宮までやって来ました。ここもすごい数の人です。

正宮の塀から先は写真禁止のようで、塀の内側の写真はありません。ここでも賽銭箱が増設されていました。一般の人は入れない奥の方で、祈祷(か何か)してもらっている人もいます。

 

木の幹の部分だけ塀をくり抜いて、木を切り倒したりせずに、うまく塀が立てられています。

 

今の正宮の向かって右手には、遷宮予定地が確保されていました。20年ごとに今の西宮の場所とこことで交代で新しく建てるようです。20年ごとに立派な木を使って建て替えるのなかなか大変ですね。出雲大社などは60年に一度だったような気がしますが、ここは遷宮の頻度が高いようです。

 

正宮を見た後は、道沿いにあるいろんな宮を横手に見ながら宇治橋まで帰ってきました。小学生の時、この橋を渡ったことは、ぼんやりと覚えています。

 

伊勢神宮を出て、今度はゆっくりと伊勢街道を歩きます。いろんな店があって、どこも美味しそうですね。観光地の店っぽくない雑貨屋や、昔ながらの木で作ったおもちゃなどを売っている店もいい感じでした。

この街道沿いの店ですごいと思ったのは、この干物屋さんです。辻物産ひもの塾という店です。店頭にはトビウオの干物とか、カジキの干物とか、様々な干物が売られているというか飾られているというか、「そんなものも干物にできるのか」と驚きました。

辻物産 ひもの塾

himonojk.com

 

伊勢街道を端まで歩き、赤福本店まで行ってみました。噂通りの長蛇の列で、買い物したりするのは見た瞬間に諦めました。人が多くて大変でしたが、楽しい通りでした。

赤福本店