ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

ダイワロイネットホテル奈良に泊まった

去年、奈良に行きました。奈良に行くのは20年以上ぶりかな。

地味な印象もある奈良ですが、奈良公園や東大寺、唐招提寺、法隆寺、石舞台古墳…と見どころは多く、またそれらがそれなりに散らばっているので、何回か行くあるいは何泊かするとよさそうです。

さて、奈良では奈良ダイワロイネットホテルに泊まりました。ホテル通の方がどう思うのかわかりませんが、普段はビジネスホテルにしか泊まらない自分には、とてもよいホテルでした。

www.daiwaroynet.jp


泊まった部屋はこんな感じ。今回はコネクティングルームを用意してくれました。隣り合うツイン2部屋の間の仕切りを開放してくれて、1部屋として使えました。

ダイワロイネットホテル奈良の客室

このホテルはJR奈良駅西口から歩いてすぐです。

 

部屋には鹿がいっぱい。


目立たないけど、あちこちにいる鹿たちがかわいいです。


館内には温泉があります。写真はもちろん撮れませんが、湯船の壁は奈良らしい絵をバックライトで照らしていたりして、いい雰囲気でした。仕切られた洗い場が並んでいますが、親子2人で座れる少し幅広の洗い場もあって、子どもと一緒に温泉に入るにいいです。

温泉前には休憩所とライブラリを兼ねたような場所もありました。
無料のアイスもあります。


そして、ここにも鹿。


朝食も奈良らしいメニューもあって、おいしかったです。

茶粥

たまたま出て来た農林水産省のサイトによりますと…

9世紀初めに弘法大師(空海)が、唐から茶の種子を持ち帰り、宇陀市の仏隆寺で播いたのが日本における茶栽培の始まりといわれている。(中略)1200年あるいはそれ以上前から、「茶粥」が食べられていた。

奈良の「茶粥」は、煮出したほうじ茶の中に冷やごはんを入れて炊いたもの

だそうです。

デザート(スイカ)の皮もスイカ。


バックパッカーとして安宿やドミトリーに泊まるのも楽しかったですが、こういう快適なホテルに泊まるのもいいですね。(それだけ歳を取っちゃったのかな)
気持ちのよいホテルでした。

2026年1月に読んだ本から 後編

「2026年1月に読んだ本から」の後編です。

前編はこちら。

paraly-sorcy-diary.hatenablog.com

 

短編集で、収録作品のタイトルは…

  • 糸は赤い、糸は白い
  • 
祖母の揺籠
  • 
あるいは脂肪でいっぱいの宇宙

  • いつか土漠に雨の降る

  • Yours is the Earth and everything that’s in it
  • 
宇宙の中心でIを叫んだワタシ

  • わたしは孤独な星のように

です。


コメディ風の話、静かな抒情のある話、思春期の不安定な気持ちを描いた話など、SFの設定をうまく活かしながら、時に楽しく、時にしっとりと書かれていて、いい短編集でした。

 

メタヴァースという言葉を生んだ作品だそうです。サイバーパンクSFですね。

前編の「ヨーロッパ・イン・オータム」ではヨーロッパで諸国が乱立していましたが、このスノウクラッシュの世界(旧アメリカ)では、大きな企業がフランチャイズ国家と言うものをつくり、連邦政府も一応残ってはいるのですが、企業がアメリカ全土を分割して統治しているような世界です。

こういったあたり、「ヨーロッパ・イン・オータム」にしても「スノウクラッシュ」にしても、分断の行き着く先を描いていて、今現実にそうなってるわけではありませんが、どこか予言的な感じがします。

主人公は現実世界とサイバー空間を行き来しながら、これもまた謎の答えを追い求めて行きます。1992年に書かれた本なのに、全然古くありません。雑に調べただけですが、アメリカでYahooが始まり、日本でNiftyサーブがインターネット接続サービスを始めたのが1994年らしいので、みんなアバターを使って仮想空間で活動するこの作品は、ずいぶん先進的で、これも予言的だったのかもしれません。メタヴァースなんて、たぶん、むしろ今の方がすっと入って来るかもしれませんね。

物語の中で出て来る、言語は一種のウイルスであり根源的な言語で人をコントロールすることもできるというようなアイディアもとてもおもしろかった。このあたりは伊藤計劃の「虐殺器官」を思い出したりしました。

2026年1月に読んだ本から 前編

今回の選挙結果については思うところがたくさんあるわけですが、まずは2026年1月に読んだ本から。なんだか長くなったので、前後編に分けました。

 

コクヨ測量野帳は、緑の表紙の佇まい、表紙が固いので立っていても使えることなどから、フィールドで仕事をしない人にもファンが多いのではないかと思います。と言うか、多いです、こういう本も出てるくらいで。

みなさん、いろいろ工夫して使っておられますね。私もこういう手帳ライフに憧れて、ほぼ日手帳とかジブン手帳とかの使い方など見たりするのですが、続いた試しがありません。3日坊主ではないけど、1週間坊主かな…

 

主人公はレストランの雇われシェフらしく、その店の様子から始まるんですが、その雰囲気がとてもよいです。ヨーロッパ映画のような。積ん読になっていて、どんな本だったかも忘れて読み始めたのですが、その書き出しでこの本の世界に引き込まれました。

主人公はやがてスパイ組織のようなものにスカウトされ、指導役も付き、物の受け渡しなどスパイ活動の基礎を学んで行きます。ル・カレの小説のようなスパイものかと思いましたが、いや、確かにそうなのですが、どうも何か妙です。

読み進めるうちに、その世界がどうも変で、現実とは違うことがわかって来ます。架空の病気のパンデミックの後、例えば1つの都市が独立して国家となったり、街の一角が独立してプチ国家となったりして、ヨーロッパはもうめちゃくちゃになっています。SFスパイものだったんです。
また、主人公は失敗ばかりなのですが、どうやらその背景にはまた別の組織の隠れた活動が関係しているようだし、そもそも自分達の組織は一体何を担っているのかと主人公は思い始めます。

主人公も読んでいる方も、何が起こっているのか一緒に解き明かして行くように進み、終盤にはだんだんと全体像が見えて来ます。

たしかこれは続編も出ていて(日本語訳は出ていないかも)、それが楽しみです。

(つづく)

「ズートピア2」を観に行った

映画「ズートピア2」を観に行きました。まだ「ズートピア」を見てないんだけど、誘われて。

youtu.be

「1」を見ていなくても、楽しい映画でした。
シアター内には、こういう映画だから子どもが多く、時折笑い声も上がっていました。静かに見たい時がもちろん多いんですが、こういう楽しい映画では、上映中に笑い声が起こるのも好きです。一緒に楽しんでいる感じがして。

基本的には子ども向けの映画なのでしょうが、大人も楽しめますよ。キャラクターがかわいいとか、登場人物(動物?)の掛け合いが楽しいといった楽しさもありますし、現在の情勢、人間関係などもきちんと描かれていたと思います。

個人間の関係という点では、ラスト近くのジュディ(ウサギ)とニック(キツネ)のやり取りには、身につまされる思いがしました。

大金持ちが他人の業績でさらに利益を積み上げているとか、他人(他種族)を追い出して自分たちの領域を拡大しているとか、今まさに世界で起こっていることで、明らかに意図して描いているのでしょう。
リンクスリー家はイスラエルで爬虫類はパレスチナ人かもしれないし、リンクスリー家は「白人」で爬虫類はネイティブアメリカンかもしれないし、あるいは、残念ながら人類の歴史上たくさんあるそういう構図を描いているのかもしれません。

哺乳類たちが住んでいるところは、壁で区切られています。これも分断の象徴かもしれませんが、これはある程度はしょうがないところはあるのでしょう。温暖な気候に住む種、暑いところに住む種と、同じところに住めないこともありますから。

www.disney.co.jp

 

おもしろかったのは、片側は暑くし(砂漠とか)、片側は寒くする壁でした。
エアコンでも、冷房かけると外には熱い空気が出るし、暖房をかけると外には冷たい空気が出ます。だから暑い地方と雪の地方を隣り合わせて一つの壁で気候調節するのは利にかなっているかもしれません。


映画では暑い方は電熱線みたいな何かで熱気を出しているような感じでしたが、まあ、これはしょうがないですね。そもそもここまでのエアコンのくだりは私が適当に言ってるだけですし、仮にあの壁が実際にエアコンの理屈を利用していたとしても、エアコンではあったかい空気が出てるか冷たい空気が出てるか見た目ではわかりませんから、映画的には絵面がよくないですし。

吹替版で見たから英語の声優の声はまったく聞いていないのですが、帰ってもともとの声優を見てびっくりしました。大物がたくさん、ぜいたくな使い方で出ています。知っている人だけ挙げても、こんなに。

(役名)(声優名)
ミルトン・リンクスリー デヴィッド・ストラザーン

キャトリック・リンクスリー マコーレー・カルキン
 マコーレー・カルキンAmazonプライムのドラマ「フォールアウト」にも出ていて、驚きました。
 
ゲイリー(ヘビ) キー・ホイ・クァン
ジー ドウェイン・ジョンソン
チューバにはまり込んでいた動物だそうです。一瞬過ぎて、何の動物だっかたも覚えていません。
ヘイスース(トカゲ) ダニー・トレホ
エド・シアリン(美容室にいた羊) エド・シーラン 
ボゴ署長 イドリス・エルバ
ブシュロン ジャン・レノ
 断崖のシーンで現れる山岳ヤギの警察官だそうです。
アントニー・スヌートリー ジョン・レグイザモ
 犯罪組織のアリクイだそうです。
刑務所にいたキツネ(らしい) マイケル・J・フォックス
ガゼル シャキーラ
 やたらと歌がうまいなぁと思ったら(歌部分は日本語吹替なし)、本業の歌手でした。この歌は羊役でも出ているエド・シーランが作ったそうです。

youtu.be

 

エンドロールが丁寧なのもちょっと驚きました。映画中の音楽を演奏するオーケストラのメンバーまで紹介されていました。ヴァイオリン誰々、チェロ誰々…パーカッション誰々、といったように。こんなのは初めて見ました。

具体的にはもちろん何だったかは言えませんが、このエンドロールが終わるまで席を立たない方がいいですよ。

大ヒットしているとはいえ、公開(昨年12月5日)から2ヶ月くらいになりますから、映画館で観たい方は早めにお出かけになった方がいいかもしれません。

 

街の化石 京都国立博物館

元日は初詣ならぬ初化石詣になりました。

元々は京都国立博物館に行く予定ではなかったのですが(休館日だし)、三十三間堂に行ったついでに、化石が多く見られることが知られる京都国立博物館も(入れないけど)行ってみようと思って。

京都国立博物館 南側

 

すると、中には入れませんでしたが、化石は見ることができました。

京都国立博物館

 

三十三間堂の前の通りを北へ行くと、突き当たりに京都国立博物館があります。
突き当たって少し右手(東側)に行くと、前田珈琲 京博店の隣に駐車場があります。この駐車場の北端にこのような壁(↑の写真にも写っています)があり、ここに化石がたくさん見られました。

駐車場北端の壁

 

最初に目についたのは、これ。

アンモナイト 京都国立博物館

 

アンモナイトは他にもたくさんあります。

アンモナイト 京都国立博物館

 

それから、こんな化石もありました。

 

いつものように、Blueskyで「ひとみしり犬」さんが教えてくださいました。このイチョウの葉のような形をしたのは、海綿だそうです。
漢字の「口」みたいなのはウニなのかな?

海綿 京都国立博物館

 

京都国立博物館の建物内でも化石が見られるようなので、いずれまた来てみます。

 

各地の「街の化石」について、ひとみしり犬さんがまとめておられ、京都についても載っています。まだまだ行ってないところがあり、そこはまたいずれ。

posfie.com