ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

2013年に読んだ本、ベスト10 その1

2014年に入ってもう2ヶ月経つのに…ではありますが、2013年に読んだ本ベスト10を(何回かに分けて)ご紹介します。

「読んだ本」ですので、2013年に出版された本には限りませんし、また日頃から書評をやっているわけでもない拙い紹介ですので、お役に立つかどうかわかりませんが。ほぼ「自分のためのメモ」というやつです。

 

松本大洋「Sunny」

親と一緒に暮らせない子ども達のための「星の子学園」。そこで暮らす子ども達やその周りの大人たちの話。 絵も素敵だし、何と言っても子ども達の心情がしっかりと描かれていて、静かな話なのだけれど、胸に残る。

Sunny(1) (IKKI COMIX)

Sunny(1) (IKKI COMIX)

 

 

 ◆小田雅久仁「本にだって雄と雌があります」

変わったタイトルですね。蔵書の本と本が勝手に交わって新しい本を生み…愛書家のおっちゃんのホラとも本当ともつかない話がおかしく、ずっとニヤニヤしていて、人前では読めない感じ。 おかしくて笑えるけど、読み進むうちに優しい物語であることもわかり、ホロリとしたり、穏やかな気持ちになったりする。

本にだって雄と雌があります (新潮文庫)

本にだって雄と雌があります (新潮文庫)

 

 

◆チャイナ・ミエヴィル「ペルディード・ストリート・ステーション」

とにかくぶっ飛んでいて、ページをめくる手を止められず、睡眠不足は必至。 蒸気機関と魔術が併存するような都市国家で、先進的な研究をする科学者。その科学者の元へ、再び飛ぶ方法を求めてやって来る翼を失った鳥人鳥人が再び飛ぶ方法を研究する過程で科学者が手に入れたある物が…そこからこの綺譚がものすごいスピードで狂った走りを見せます。

 

  

というあたりで今日は時間切れ。 続きはいずれまた余裕がある時に書こうかと思いますが、いつのことになるやら…