ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

2024年3月に読んだ本から

年度末はバタバタしていて、あまり本を読んでいない…ことはないけど、記録を振り返ってみると、既に紹介したことのあるマンガの続刊がほとんどでした。 いしいひさいち のマンガを電子書籍で読むことができるのは嬉しい。マンガは巻数が多くなることが多いの…

2024年2月に読んだ本から

2月はずっとバタバタしていたような感じで、本もあまり読めませんでした。 バーナード嬢曰く。: 7 (REXコミックス) 作者:施川 ユウキ 一迅社 Amazon 本への愛と読書家あるあるに満ち(←裏表紙に書いてあることそのままやん)、笑いもたくさん、そしてまた青…

2024年1月に読んだ本から

人が書いている書評ブログを読んでいると、「自分ももっとうまく書いてその本の魅力を伝えられて、誰かがその本を手に取ってくれれば」とか思うものの、そううまく書けないし、それにこだわっていると書けなくなるしで、とりあえずは適当に書くことにした。 …

どんな本を読もうか、あるいはどれだけ読めるか

SFやファンタジーをよく読んでいるけど、今年はこんな読書目標でも立ててみようかな。「立てる」じゃなくて「立ててみようかな」いう緩さですが。目標なんて立てるもんじゃない、その時におもしろそうと思ったものをただただ読むのだ…という気がすることもあ…

2023年に読んでよかった本

明けましておめでとうございます。 ウクライナにパレスチナ、国内の格差拡大とか、そして何と言っても今日の地震により、晴れやかな心で「おめでとう」と言いづらい気持ちもありはしますが…まあ、だからといって立ち尽くすのではなくて、小さくても何かでき…

2023年11月に読んでよかった本

ようやくゴールが見えて来ました。これを載せたら、あとは12月を載せるのみ。年間の振り返りもしたいところではありますが。日頃から読書ノートをつけておくといいかもしれないなと思いました。なかなかできませんけどね… 精霊たちの迷宮 上 (集英社文庫) 作…

2023年10月に読んでよかった本

10月に読んで印象に残った本をご紹介します。 例えば冬木糸一さんのブログ「基本読書」とか、ぬまがさわたりさんのブログ「沼の見える街」とか、はたまた最近フォローした本猿さんのブログ「書に耽る猿たち」とか、みなさん、きちんと、しっかり調べたり考え…

2023年9月に読んでよかった本

2023年9月に読んでよかった本のご紹介です。いつも書いていますが、9月に出版された本の紹介ではありません。あくまで、私がたまたまこの時に読んだ本の中から、気に入ったものをご紹介しています。 はたして年内に今年分を載せられるのか? 重版出来!(2…

2023年8月に読んでよかった本

その年に読んでよかった本(その年に出版された本、ではない)を、年末にまとめて紹介しようとしていましたが、なかなか書けず、年を明けてから書いたり断念したりすることもしばしば。そこで、毎月まとめておけば年末に楽になると思って、月毎に書こうと思…

2023年7月に読み終わった本

2023年7月に読み終わった本をご紹介します。いつも書いていますが、この時期に「読んだ」本であって、「出版された」本ではありません。 プリニウス 12巻(完) (バンチコミックス) 作者:ヤマザキマリ,とり・みき 新潮社 Amazon ついに最終巻。 プリニウスが…

2023年6月に読んでよかった本

他にも書きたいことはありつつも、慌ただしく日々が過ぎて行くばかり。そんなこともあって、6月は3冊しか読んでいませんでした。そのうち2冊をご紹介します。 「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 作者:冬木 糸一 ダイヤモンド社 Amazon 書…

2023年5月に読んでよかった本

5月に読んだ本を振り返ると、主にマンガを読んでいたみたい。 メタモルフォーゼの縁側(2) (カドカワデジタルコミックス) 作者:鶴谷 香央理 KADOKAWA Amazon 「たまむすび」でブルボン小林さんが紹介されていました。ボーイズ・ラブをきっかけに出会った女子…

2023年4月に読んでよかった本

2023年4月に読んだ本(出版された本、ではありません)について、以前は「砂漠の救世主」だけで終わってしまったので、残りの本をご紹介します。 と言っても、4月は読んだ本も少なく、2冊だけなのですが。 地球から来たエイリアン(1) (ヤングマガジンコミ…

2023年4月に読んでよかった本 デューン編

4月に読んでよかった本は何冊かあるのですが、今回は「デューン 砂漠の救世主」のみご紹介します。 デューン 砂漠の救世主〔新訳版〕 上 デューン・シリーズ (ハヤカワ文庫SF) 作者:フランク ハーバート 早川書房 Amazon デューン 砂漠の救世主〔新訳版〕 下…

みんな、演じていたのか〜建前と本音

大学を出て就職した頃、課長とか部長とか「偉い人」は偉く思えたものでした。どーんと構えていて、「失敗してもどうにかしてやる」みたいな雰囲気があったような気がします。 やがて自分が偉くはないけど歳だけは当時の「偉い人」の歳になってみれば、課長も…

2023年3月に読んでよかった本

そして、2023年3月に読んでよかった本をご紹介します。ようやくここまで来たと思ったら、もう4月も終わりが近い。もうすぐ1年の1/3が終わるんですから、イヤになりますね。人間が作った区切りですから、まだ年度が始まって1か月経っただけだと思い込むこと…

2023年2月に読んでよかった本

前回に続いて、今度は2月に読んでよかった本をご紹介します。 帝国という名の記憶 上 (ハヤカワ文庫SF) 作者:アーカディ マーティーン 早川書房 Amazon 帝国という名の記憶 下 (ハヤカワ文庫SF) 作者:アーカディ マーティーン 早川書房 Amazon 帝国テイクス…

2023年1月に読んで、よかった本

毎年末に、その年に読んでよかった本(その年に出版された本、ではない)を振り返っているんですが、年末の落ち着かない時に書くのも大変だし、年を越してしまうこともしばしばなので、今年は3ヶ月毎に振り返ってみることにしました。 あっさり忘れて、また…

お金持ちなら自分の図書館をつくりたい

最近、紙の本を何冊か買ってしまった。電子書籍化を待てなくて。家が狭いから、なるべく我慢はしてたんだけど。 惑う星 作者:リチャード・パワーズ 新潮社 Amazon 持っている紙の本のほとんどは家には置ききれないので、コンテナハウスを借り、密閉性が高そ…

2022年下半期に読んでよかった本

年末年始を利用して、どうにか2022年に読んだ本(出版された本じゃないよ)の紹介が終わった。本の紹介を真面目に書くのって難しいわ。私にできるのは、こういう雑な紹介がせいぜい。 宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八 作者:小野雅裕 コルク Ama…

2022年上半期(5月以降)に読んでよかった本

月ごとに紹介していましたが、もう大晦日になっちゃって、「えーい、上半期の本をまとめて紹介してしまえ」ということでやっています。 紹介と言っても作品を羅列しているだけだから、これを見てその作品を手にしてみようという人はいないかもしれませんね。…

2022年4月に読んでよかった本

年内には確実に終わりませんが、ボチボチ書いています。 年末年始に哲学書の1冊でも読もうかと思いましたが、積ん読になっているSFを読んで終わるでしょう、たぶん。あぁ、年賀状もやらなくては… 息吹 作者:テッド チャン 早川書房 Amazon テッド・チャンは…

2022年3月に読んでよかった本

2022年に読んだ本(出版された本ではありません)のうち3月読了分をご紹介します。もう今年もあと1週間を切ったのに、12月読了分までできるのかな、これ。まあ、別に年を越してもいいんですが。 さて、先日、冬木糸一さんのブログを読みました。早川書房がや…

2022年2月に読んでよかった本

2022年に読んだ本(出版された本ではありません)のうち2月読了分をご紹介します。 ブクログで本を登録しているのですが、今年は現時点で、登録188冊、読了109冊で、「赤字」でした。まあ、読みたいものがたくさんあるという幸せな赤字かもしれませんが。 わ…

2022年1月に読んでよかった本

余裕のある年は「◯年に読んでよかった本」といった投稿をしたりもしましたが、それができずに終わる年も多いです。 なので、今年は少しずつ、つまり月ごとに振り返ってみることにしました。そして、最後に、そこで取り上げた本の中から年間の「よかった」を…

2021年に読んだ本 これでおしまい

2021年に読んだ本(「出版された本」ではない)の中から何冊かご紹介して来ましたが、今回が最終回です。 ■茂木大輔「交響録 N響で出会った名指揮者たち」 交響録 N響で出会った名指揮者たち 作者:茂木 大輔 株式会社音楽之友社 Amazon 名前をよく聞く有名…

2021年に読んだ本 SF編

2021年に読んだ(「出版された」ではありません)SFで印象に残ったのは、これらの本でした。思えば、SFばかり読んでいたような気がします。 ■林譲治「星系出雲の兵站-遠征-」 星系出雲の兵站-遠征- 1 (ハヤカワ文庫JA) 作者:林 譲治 早川書房 Amazon 前シ…

2021年に読んだ本から 「安田均のゲーム紀行 1950-2020」

思えば、安田均氏には小学生の頃からお世話になっている。もっとも、今に至るまで、直接の面識はないんだけど。(私のツイートをRTしていただいたことはあり、これは嬉しかった) 初めての出会いは(当時はお名前も意識していなかったけど)ゲームブックだろ…

第164回芥川賞候補作を読み終わった

ついに第164回芥川賞候補作を読み終わった! よく読むのはSFとマンガで、「文学」はあまり読みません。(文学の定義って何なのかな)なので、芥川賞とか直木賞とかあまり興味がなかったんだけど、大森望氏と豊崎由美氏の「文学賞メッタ斬り!」を聞いたり読…

乗代雄介「旅する練習」を読んだ

大森望氏と豊崎由美氏の「文学賞メッタ斬り!」がおもしろくて、ここ何回かではありますが、時々ポッドキャストで聴いています。 blog.jorf.co.jp これまでは聴いて楽しんでいるだけでしたが、今年は聴いているだけでなく、候補作を一通り読んでみて、両氏の…