ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

アレッポに着いた

バスはアレッポ市街の中にあるターミナルへ着いた。

さて「伽哩さんノート」でも見ながら宿を探そうと思っていると、早速タクシーだの何だのの客引きが寄って来る。英語を話す人がいたので、「伽哩さんノート」に載っていたAl-Rabih Hotelへ案内してもらうことにした。

ここまで親切な人が多かったので、つい案内してもらったけど、それが危ないこともあるかもしれないな。
案内してくれた人は客引きのうちの一人だから、仕事としてやってはいたんだろうけど。(もっとも、チップを渡したりしたか、覚えていない…)

「伽哩さんノート」というのは、こんなの。

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伽哩さんノート

 

イスタンブルのドミトリーで会った日本人は、ほとんどみんなこれのコピーを持っていて、持ってない人にはコピーを取ってあげたりしていた。
とても役に立つノートだった。どこのどなたかわからないけど、これを作られた方、ありがとうございました。とても助かりました。

ホテル入り口から階段を上がると、踊り場に事務所があって、眼鏡をかけたオーナーが日本語で話しかけて来た。「伽哩さんノートを見て来ましたか?」

最初はダブルベッド、シャワー・トイレ付きの部屋に通された。一泊200SP(≒4$)という。トルコの宿に比べると、だいぶ安い。だけと、ドミトリー(一泊150SP)にした。他の旅行者と情報交換もしやすいし。ここには日本人がよく泊まるらしいし。

部屋に荷物を置いて、街へ出てみる。茶色っぽい色調、少しほこりっぽい感じ、四角い建物、いかにも中東という感じがする。

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アレッポの街

この宿にはシェリフというシリア人のおじさんがいる。片言の日本語と英語を話す。いい人そうで、宿に置いてある情報ノートでもこのおじさんの評判はいい。夜には、近くのご飯屋に連れて行ってくれた。

 1998年12月のある日