ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

アレッポの街

身支度を整えて部屋を出ると、ロビーの寝椅子でここの従業員達が寝ていた。
シャリフが起き出し、日本語で話しかけてくる。彼は英語をある程度と日本語を少しだけ話せる。シャイを沸かしてくれて、それを飲みつつ30分ほど話した。

ちなみに、こっちのシャイ(チャイ)はもう砂糖が入っていて(トルコでは角砂糖は添えられていた)、むちゃくちゃ甘い。

午前中はツーリスト・インフォメーションに行って地図をもらったり、郵便局で手紙を出したりし、それから街の北側エリアをぶらぶらした。

トルコも車の運転マナーは悪いと思ったが、シリアはもっと悪い。
歩行者用の信号なんてないし、車の動きや同じ方向に渡ろうとするシリア人の動きを見つつ横断する。
車は車でめちゃめちゃで、一日中クラクションの音が絶えない。シリアなんかにいたら、私は絶対に免許は取れなかったろう。

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アレッポの街

街の北側には普通の商店街がある。一応シリアは社会主義国らしいが、商品が乏しいかというとそんなことはなく、街には何でもある。外国製品も。
でも外国製品はさすがに高い。コダックの36枚撮りフィルム(ISO400)は200シリア・ポンドした。日本円で言うと500円くらいで、日本で売っているよりは少し安いんだけど、シリアでは200シリア・ポンドあれば1泊できるからな。

この商店街から路地を横へ入ると、雰囲気ががらっと変わる。古そうなアルメニア教会があったり、石づくり、石だたみの風情ある路地が広がっている。