ツアーは、カラクシュ、ジェンデレ橋、イェニ・カレと続く。
カラクシュはコンマゲネ王国の王アンティオコス1世の墓だと聞いたけど、周囲にワシをいただく石柱が建っていなければ単なる山だ。
ジェンデレ橋はローマ帝国によって建設された。こんな山奥深くにまでローマ人が手を伸ばしていたとは。版図に入っているのは知っていたが、当時最先端のローマ人の技術がこんなとこにまで来てるんだな。
イェニ・カレは急な岩山の上に建つ城だ。城壁が崩れ落ちたりしていて、風情がある。
ネムルトダーゥまで、停まりながらとはいえ、車でも結構時間がかかった。途中、きれいな渓谷もあった。地元の子どもとしゃべったり写真を撮ったりもした。
遺跡(山頂)がだんだん近づいて来たぞ。
1998年11月のある日