ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

ウマイヤド・モスクへ

少し休んでから、ウマイヤド・モスクに出かけた。

最初にスークを通り抜けなければならない。ここのスークはアレッポに比べると大きく、歩いていると多くのシリア人から英語、日本語で話しかけられる。ほとんどカーペット屋かアンティーク屋だ。

f:id:doromechan:20210521230715j:plain

ダマスカスのスーク

スークを抜けるとウマイヤド・モスクだ。チケットを買って(10SP)、中に入る。

石の中庭の一面に大きな構造物があり、モザイクで金地に緑の植物が描かれている。大きく、そしてきれいだ。

f:id:doromechan:20210521230834j:plain

ウマイヤド・モスク

もう一面の回廊にも同じようなモザイクがある。これも金と緑に満ちている。

f:id:doromechan:20210521230914j:plain

ウマイヤド・モスク

中に入ると列柱が並ぶ中、たくさんのシリア人が祈っている。薄暗い照明の中、何を言ってるのかわからないが、アラビア語の説法のようなものが響き、静かな、穏やかな気持ちになれる。

f:id:doromechan:20210521231000j:plain

ウマイヤド・モスクの内部

ただ、遠慮もなくフラッシュをたいて写真を撮る観光客がイヤだった。ここはイスラム教の聖地、祈りの場なんだから。
ともかくここの雰囲気はよかった。ダマスカスを去るまでにまた来るつもりだ。

f:id:doromechan:20210521231121j:plain

ウマイヤド・モスクの内部

宿へ帰り部屋に1人でいると、同室のHさんが帰ってきた。アザーン・ウォッチを買って。
アザーン・ウォッチは目覚ましの時、あるいは任意のときにアザーンが鳴る。イスラム圏にいるうちにアザーンに耳が慣れてしまい、ないと寂しいような気がして来ている。こういうお土産もいいかもしれない。

日の入り(16:30のアザーン)を待って、明日、一緒にクネイトラへ行く3人で食事に出た。トルコのロカンタ風の店で、ライスとおかずで35SPだった。安い。

今日はちゃんとシャワーを浴びることができた。明日はいよいよクネイトラだ。