もうクリスマスも済んでしまいましたが…両親がクリスチャン(プロテスタント)だったので、クリスマスは特に大事なイベントでした。
両親が教会の礼拝に出ている間、子ども達は別の部屋で、子守りを兼ねた教会学校に参加していて、クリスマスが近づくと子ども達による聖誕劇の練習が始まります。クリスマス礼拝後のクリスマス会で披露するということで。
ま、嫌でしたけどね、内気な子だったのもあって。そんな具合だったので、毎年、配役は博士のうちの一人とか羊飼いのうちの一人とか、「◯◯の一人」ばかりでした。ヨセフとかじゃなくてほんとよかった。
もちろんその頃は、将来自分がベツレヘム(パレスチナ ヨルダン川西岸地区)の、イエスが生まれた場所とされる聖誕教会に行くことになるとは思いもしません。
夜にはキャロリングをやったこともあります。キャンドルを灯して、教会メンバーの家に行き、外で讃美歌などを歌います。
クリスマスの音楽といえば、家にはレコードと大きなプレイヤーがあり、そこでビング・クロスビーやナット・キング・コールなどの歌が流れていました。
クリスマス・ソングには今でも名曲が多いと思いますが、私にとっては、子ども時代の幸せな記憶と結びついたこういった歌が最高です。クリスマス・ソングには名曲が多いような気がしますが、なんででしょうね。人の幸せを願うから?
そして、クリスマスの朝になると、不思議なことに、サンタさんにお願いしていたものが、ちゃんとクリスマス・ツリー(家庭用の小さいやつ)の周りに置かれているのでした。
靴下には、日本語が全く書かれていない外国のお菓子が詰まっています。お菓子については、親がわざわざ輸入菓子を探して買って来たのでしょう。
という経験をして来たので、クリスチャンじゃありませんが、それでもやはりクリスマスは特に大事なイベントです。当時とは立場は違うわけですが。
そして確かにサンタクロースはいるのです。