年末にまとめて、その年に読んだ本の中で印象に残ったものについて書こうなんて思ってましたが、ちっともできないまま今年も3ヶ月目に突入…
なので、その都度書いて行くことにしました。まあ、言いっ放しなのはいつものこと、どうなるかわかりませんが。
彼方のアストラ
(紙の本はこちら 全5巻のうち第1巻を掲載)
これは、漫画家のゆうきまさみさんだったか、どなたかがTwitterで「これはおもしろい」と書いていて、それをきっかけに読んでみました。
未来のある星で、高校生がスペース・キャンプに行くのですが、ついた先の惑星で、謎の現象により、地表から宇宙空間に飛ばされます。
幸いヘルメットもしていたので真空に曝されずに済み、また、何故か宇宙船がそこにあって助かります。
そして、皆で協力して、遠い故郷の星を目指します。
なぜ宇宙に飛ばされたのか。
メンバーの中に犯人がいるのか。
なぜ宇宙船があったのか。
重々しいものではなく、例えばやたらと器用に聞き間違いするキャラクターがいたり、笑いもたくさんです。
いろんな謎への答えも用意されてすっきりする、SFでもありミステリーでもある(そしてコメディなところもある)作品です。