ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

2023年4月に読んでよかった本

2023年4月に読んだ本(出版された本、ではありません)について、以前は「砂漠の救世主」だけで終わってしまったので、残りの本をご紹介します。

と言っても、4月は読んだ本も少なく、2冊だけなのですが。

ある惑星に派遣された惑星開発省の新人職員。
様々な生物に魅せられる主人公ですが、地球でもそうであったように、独自の生態系を持つこの星でも人間による開発のため滅びつつある生物もあります。
異星の生物との関係、保護と開発の葛藤などしっかり描かれたSF佳編でした。
全3巻です。

異星の生物とのコンタクトものとしては、4月に読了した本ではありませんが、春暮康一「法治の獣」もとてもいいですよ。

 

続いては…

「新型コロナなんてただの風邪」みたいなことを言う大統領もいた中、様々な分野の人たちが感染拡大防止のため尽力していました。
名もなきヒーローといった感じの人たちの活躍を描くノン・フィクションですが、映画のような語り口で、まるでSF小説を読んでいるように楽しめます。
この本の中では日本の対応がよい見本のように描かれていて、それはたしかにアメリカよりましだったのでしょうが、その後の特に政府の行動を考えると、そういった部分だけは複雑な心境で読みました。