ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

イスタンブルを発つ

07:30頃にはムーン・ライト・ペンションのRoom103の面々は起き出した。スウェーデン人Cさんはアテネへ、日本人Mさんはブルサへ向かい、残されたHさんはさびしがっている。身仕度を整えるとまず最後のエクメック(パン)を買いに行き、2人を見送って、食事の…

イスタンブル最終日

さて、イスタンブルで過ごす最後の一日が始まった。今日は近場の見所をもう一度訪ねるつもりだ。食事を済ませ、カメラだけを持って、まずスーパーへ行って、またエルマ・チャイ(リンゴ茶)をたくさん買い込む。店の人が「昨日も来てただろう」と言って、ま…

イスタンブルでミニ・クルージング

今日も快晴とは行かなかったけど、太陽は出ていていくらか明るいので、ミニ・クルージングに出ることにした。 エミノニュのガラタ橋のふもとからフェリーに乗り、ハイダルパシャに向かう。金角湾を出ると次第に半島(?)の形が見えて来て、半島上のトプカプ…

イスタンブルの新市街で思わぬ人を見る

今日はボスポラス・クルーズに行くつもりだったけど、少し雲が多く今一つ見通し(遠景の)もよくないので(というのは半分言い訳で、朝のんびりし過ぎて10:35の出発に間に合いそうになかったってのもある)、それはやめにした。 午前中にやったこと。ツーリ…

久しぶりのイスタンブル

アレッポからバスでトルコへ向かいます。この過去記事の続きの話です。 paraly-sorcy-diary.hatenablog.com 朝、目覚めると、もうバスはイスタンブルに入っていた。シリアから戻って来ると、やはりイスタンブルは大都市だ。高層ビルやアパートが立ち並び、看…

スタートレックDS9 シーズン2のご紹介

「スタートレック ディープ・スペース・ナイン」のエピソードのご紹介。 まったくそんなの誰の役に立つんだよ、と思いますが、まあ、自分のためのメモですね。とかく「効率」とか「役に立つ」とか枕詞のようについて来ますが、別に役に立たないことだってい…

アレッポに戻り、シリアを出る

デリゾールでユーフラテス川を見た後、またアレッポへ行きます。アレッポからシリアを出国して、帰国の飛行機が出るイスタンブルへ戻るためです。 短い期間でしたが、シリアに来られて本当によかったと思いました。 paraly-sorcy-diary.hatenablog.com paral…

ユーフラテス川を見る

パルミラからデリゾールへ移動し、ユーフラテス川を見た。あのユーフラテス川だ。 学校の授業で聞いた時はもちろん、将来、自分がそこに行くなんて思いもしなかった。 paraly-sorcy-diary.hatenablog.com 1999年1月のある日

パルミラ遺跡

ダマスカスからパルミラへ向かった。 パルミラの遺跡は本当に、掛け値なしに、美しく、かなりの部分が破壊されてしまったのが残念を通り越して、もう言葉もない。パルミラの街でただ行き違っただけの人、ホテルやレストランの人も無事でいるのかどうか。(そ…

ダマスカスで

アレッポからシリアに入り、ハマに滞在した後、ダマスカスに向かいました。 paraly-sorcy-diary.hatenablog.com paraly-sorcy-diary.hatenablog.com paraly-sorcy-diary.hatenablog.com ダマスカスを拠点に、イスラエルとシリアの戦闘があったクネイトラへ行…

ハマでの日々

アレッポからはハマへ向かった。ハマは大きな水車が有名な街。ハマで泊まったホテルではいい出会いもありました。 paraly-sorcy-diary.hatenablog.com paraly-sorcy-diary.hatenablog.com paraly-sorcy-diary.hatenablog.com それから、ハマを拠点にクラック…

その後、無事にシリアへ行けた

ビザも無事に取れた前回投稿の後、シリアへ入国しました。シリア旅行のことを知って欲しくて始めたこのブログであるので、時間の前後関係が逆になりますが、シリア旅行のことから書いています。 過去記事をご紹介しますので、よろしければ読んでみてください…

お金持ちなら自分の図書館をつくりたい

最近、紙の本を何冊か買ってしまった。電子書籍化を待てなくて。家が狭いから、なるべく我慢はしてたんだけど。 惑う星 作者:リチャード・パワーズ 新潮社 Amazon 持っている紙の本のほとんどは家には置ききれないので、コンテナハウスを借り、密閉性が高そ…

ビザ待ちの一日 その2

映画が終わってから、再びシリア領事館へ行く。扉は閉まっていたけど、しつこくチャイムを鳴らしているとスタッフが出て来て、パスポートを返してくれた。それから急いでスルタン・アフメット地区に戻る。今日も、よく歩いた。足のつけ根が痛くなるぐらいだ…

ビザ待ちの一日 その1

Aさんが出て行ってから少し眠った。眠りが浅いのか、Iさんが出て行く前に目が覚めた。まだ暗い中、1人で彼を見送った。彼はこれからカイロへ飛ぶのだ。彼とはハマムへ行ったり、オリエント・ユースに行ったりしたなあ。 彼が発ってからもう一眠りして07:30頃…

地下宮殿へ

Kさんが03:30頃に出発するというので02:00頃まで起きていたのだけど、知らぬ間に寝落ちしていた。だけど、どういうわけか03:20頃に目覚め、車のエンジン音を聞いて急いで下りていくと間に合い、結局、Eさんと2人でKさんを見送った。Kさんはもう明日には日本…

イスティクラール通り

今日も特にすることはなく、朝食後のんびりと、まずお金をおろしに行き(シティバンクの口座を作ったのでトルコのATMでお金をおろせる)、それから写真を撮って、昨日、Iさんに教わった代理店へ学生証を作りに行った。シリアではこれが効くらしいのだ。通常…

シリアのビザを取る準備

今朝は宿1階のラウンジで、アメリカによるイラク空爆のニュースを見ながら朝ごはんを食べた。 それから再び日本領事館へ向かう。ギリシアへ行くつもりでイスタンブルまで戻って来たのだけど、いろんな場所でシリアを始め中東はいいという話を聞くうちに、そ…

1995年のこの日

1995年のこの日の早朝は、京都市内にいた。 体が地震の初期微動を感じたのか目が覚め、「地震か。どうせ大したことないやろ」と布団の中でまだぼんやりした頭で思っていたら、どんどん揺れが大きくなって行く。こんなに強い地震は生まれて初めてだ。しかも、…

ハマムへ行ってみる

朝は久しぶりにハチミツとエクメック(パン)の食事をとり、何をするともなくダラダラしていた。10:00頃には他の人達も起き出して来た。 昨日話していたように、昼前からIさんと共にハマムに行ってみることにする。だけど、その前にロカンタ・ツアーをするこ…

久しぶりのイスタンブル

06:30頃から周囲が騒がしくなり始め、予想外に早く起きてしまった。通路に出ると、ツアーのおばさん達が並んで外を見ていた。昨日のおばさんが来て、少し話をした。自分の娘が同年代だから心配してくれているようだ。最後にギリシア・ローマ神話の本をくれた…

イスタンブルへ向かう その2

(承前) paraly-sorcy-diary.hatenablog.com 残念ながら大使館にも手紙は来ていなかった。他にすることもなし、11月19日付けの古い日本語の新聞を読んでいると、ショッキングなニュースに出くわした。淀川長治さんが亡くなったのだ。テレビでは当たり障りの…

イスタンブルへ向かう その1

(どういうわけか1日分の日記が無くて、以下の投稿は前回投稿の翌々日の話になります) paraly-sorcy-diary.hatenablog.com アンタルヤからアンカラへの道中で撮った写真。ガソリン代の桁数がおもしろかったのだろう。 さて、問題は2つある。1つ目は今晩のア…

2022年下半期に読んでよかった本

年末年始を利用して、どうにか2022年に読んだ本(出版された本じゃないよ)の紹介が終わった。本の紹介を真面目に書くのって難しいわ。私にできるのは、こういう雑な紹介がせいぜい。 宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八 作者:小野雅裕 コルク Ama…

アンタルヤで久しぶりに日本人としゃべる

またしても一度ホテルへ戻って休み、さっきの店へ顔を出してみることにした。本を交換してもらうのは無理でも、見せてもらうぐらいはできるだろうからだ。たくさんの本があった。好みに合いそうなのもたくさんある。よだれが出そうだ。交換不可なのが残念だ…

アンタルヤで 地中海

朝、普段よりは少しゆっくりとし、それからいよいよ「市内観光」に出発した。バス会社巡りも兼ねて。バスの方はウルダーゥとウルソイ、300万TLと470万TLで、ウルダーゥにするつもりだ。アンカラまで8時間の旅だ。ずっとトルコを旅してると、バスで6時間程度…

2022年上半期(5月以降)に読んでよかった本

月ごとに紹介していましたが、もう大晦日になっちゃって、「えーい、上半期の本をまとめて紹介してしまえ」ということでやっています。 紹介と言っても作品を羅列しているだけだから、これを見てその作品を手にしてみようという人はいないかもしれませんね。…

2022年4月に読んでよかった本

年内には確実に終わりませんが、ボチボチ書いています。 年末年始に哲学書の1冊でも読もうかと思いましたが、積ん読になっているSFを読んで終わるでしょう、たぶん。あぁ、年賀状もやらなくては… 息吹 作者:テッド チャン 早川書房 Amazon テッド・チャンは…

アンタルヤへ

09:45過ぎのサービス・バスに乗って、マルマリスのオトガルへ向かった。バスがオトガルに着くと、マルマリスに着いた日にユースホステル(あるいはPTT)への道を教えてくれた金髪の兄ちゃんがいて(トルコには金髪から黒髪まで何でもいる)、こちらに気付き…

2022年3月に読んでよかった本

2022年に読んだ本(出版された本ではありません)のうち3月読了分をご紹介します。もう今年もあと1週間を切ったのに、12月読了分までできるのかな、これ。まあ、別に年を越してもいいんですが。 さて、先日、冬木糸一さんのブログを読みました。早川書房がや…