ぱらりーそーしー日記

タイトルに特に意味はありません。子どもの造語がかわいかったので、タイトルに使いました。本、子育て、映画、旅行等。たまにしか投稿しませんが…

カッパドキア自主ツアー その1

今朝アンカラへ発つ先生とK君を見送りにオトガルへ行こうと宿を出ると、ギョレメの村は一面もやに覆われていた。今日は昼からスクーターを借りてツアーで行けなかったところを回るつもりだったけど、無理かもしれない。 09:00頃のバスで先生とK君はアンカラ…

ギョレメでの観光ではない一日

朝、昨日の夜に飲みに誘ってくれた男の人と会う。彼は今日発つと言うので、それまでしばらく話をした。 彼は京都の人で、10日間程の休みを取って、イスタンブルとカッパドキアに来たそうだ。京都、それも時々行くこともある場所の近くにお住まいだという。そ…

カッパドキアでのツアー その2

前回投稿では、カッパドキアのツアー前編をご紹介しました。 paraly-sorcy-diary.hatenablog.com 今回はその続きです。 4. キャラバンサライ シルクロードを使って交易がされていた頃の隊商宿。近くで見るとそんなに大したことはないようにも思えるが、遠く…

カッパドキアでのツアー その1

今日はカッパドキア西半分を回るツアーに参加する。Zemi Tourに9:00に出向き、そこのオランダから来たという店員と話しながらミニバスを待つ。最初は一人だったけど、そのうち白人を1人、2人、日本人女性を1人…と各所で乗せて行き、結局、欧米人6人、アジア…

まずカイセリへ向かう

今回はGÜLARASという会社のバスを使った。前回の魚の汁に懲りているので、荷物がどこに積まれたかしっかり見届けてからバスに乗り込む。 バスは悪くない。大都市とはほど遠い町から出るだけあって、客層が今までとは違う。女性はしっかり頭を(何と言うのか…

キャフタの街で 03

結局、早起きというわけには行かず、10時頃から街に出た。今日も暑い。ミリタリー・サービス(徴兵)に行く兄ちゃんがカイセリやアンカラは寒いと言っていたので、まず上着を買わねばならない。 昨日、イタリア人Mとぶらついている時にみつけた商店街は、ま…

キャフタの街で 02

それから学校の先生とMと私の3人でチャイハネに行こうってことになったんだけど、その途中でアザーン(祈りの時を知らせる、アラビア語で朗唱される歌のようなもの)が響き出すと、先生は「祈りに行くから後で会おう」と言って行ってしまった。驚いたな、ト…

キャフタの街で 01

今朝はゆっくり寝るつもりだったけど、お腹の調子が悪くて07:30には起きるハメになってしまった。今頃下痢気味になるとは。昨日のロカンタが悪かったのかな。 それはともかく、今日は11:00にイタリア人のMと待ち合わせて、キャフタの街を歩くことにした。庶…

阪神・淡路大震災から27年か

27年前の昨日(1月17日)、早朝に大きな地震が起きた。 kobe117shinsai.jp 当時は京都市も北の方にいて、幸い、自身も一人暮らししていたアパートも大丈夫だった。でも、かなり怖い経験だった。後にも先にも、「本当に死ぬかも」と思ったのは、この時だけか…

ネムルトダーゥの遺跡に着いた

最後はネムルトダーゥ(ダーゥ=山)だ。周囲の山の中で最も高い山の頂に、斜面の東と西(だったかな)に5〜6体ずつの大きな石像がある。ただ、これらの石像には頭がない。地震によって頭は落ち、石像より下の位置に生首のように突っ立っている。 山頂の大き…

2021年に読んだ本 これでおしまい

2021年に読んだ本(「出版された本」ではない)の中から何冊かご紹介して来ましたが、今回が最終回です。 ■茂木大輔「交響録 N響で出会った名指揮者たち」 交響録 N響で出会った名指揮者たち 作者:茂木 大輔 株式会社音楽之友社 Amazon 名前をよく聞く有名…

2021年に読んだ本 SF編

2021年に読んだ(「出版された」ではありません)SFで印象に残ったのは、これらの本でした。思えば、SFばかり読んでいたような気がします。 ■林譲治「星系出雲の兵站-遠征-」 星系出雲の兵站-遠征- 1 (ハヤカワ文庫JA) 作者:林 譲治 早川書房 Amazon 前シ…

ネムルトダーゥへの道中

ツアーは、カラクシュ、ジェンデレ橋、イェニ・カレと続く。 カラクシュはコンマゲネ王国の王アンティオコス1世の墓だと聞いたけど、周囲にワシをいただく石柱が建っていなければ単なる山だ。 カラクシュ ジェンデレ橋はローマ帝国によって建設された。こん…

キャフタへ

目が覚めると、周囲の風景は一変していた。まず空には雲一つなく、晴れている。トラブゾンではずっとしのつく雨だった。そして、荒涼とした、しかし朝日を浴びて美しい大地が広がっている。 キャフタへの道中 そんな気分もバスがオトガルに着いた時に吹っ飛…

2021年に読んだ本から 「安田均のゲーム紀行 1950-2020」

思えば、安田均氏には小学生の頃からお世話になっている。もっとも、今に至るまで、直接の面識はないんだけど。(私のツイートをRTしていただいたことはあり、これは嬉しかった) 初めての出会いは(当時はお名前も意識していなかったけど)ゲームブックだろ…

トラブゾンからアドゥヤマンに向かう

今朝はまた寒さに震えながらシャワーを浴び、それからしばらく1階のチャイハネで同宿の日本人バックパッカー達とだべった後、バスのチケットを取りに出た。 アドゥヤマンまで長距離バスで行くことにしたのだけど、UlusoyでもMetroでもアドゥヤマン行きのバス…

スメラ僧院へ行く

朝はパンとミネラル・ウォーターで済ます。外へ出てみると、嬉しいことに久しぶりの晴れ間だった。 スメラ僧院へは、Ulusoyのミニバスがメイダン公園近くから出ている。200万TLで、ちと高い。 1時間ほどでスメラへ行く。 途中、ちょっとした村の商店街で昼食…

トラブゾンに来ちゃった

さてさて、ウンイエに行く予定だったのだけど、目覚めてみれば、もうトラブゾンだった… カラヴュックでトラブゾン行きのバスに乗るとき、Ulusoy(バス会社)の人がトラブゾンへ行くと勘違いしたようで、起こしてもらえなかった。 出発地のサフランボルは、上…

サフランボル

ホテルに荷物を預け、まずUlusoy(バス会社)のオフィスへ行く。Ünye(ウンイエ)まで360万TLで午前4時着だという。ちょっときつい。サムスンかトラブゾンに向かおうかとも思ったけど、「地球の歩き方」の文句に魅かれて行ってみることにした。 このオフィス…

サフランボルへ向かう

ホテル・アヤソフィアをチェック・アウトする。 ホテルの兄ちゃんは一昨日、カッパドキアへのツアーを勧めて来たが、今日「黒海の方へ行く」と言うと、あっさり引き下がってくれた。ホッとする。またこのホテルを使うかもしれないのに、兄ちゃんがFばりにし…

イスタンブル食べ歩き

イスタンブール最初の宿をチェックアウトし、昨日空きがあることを確認したホテル・アヤソフィアへ向かう。初めてのドミトリー(6$)だ。 部屋には3つベッドがあったが、2つはうまっていた。DさんとOさんだ。Dさんはいなかったので、Oさんと昼前までだべって…

イスタンブル旧市街観光 その2

トプカプ宮殿では、宮殿から望むマルマラ湾のながめが素晴らしかった。新市街側やシュレイマニエ・ジャミイが見える。 トプカプ宮殿から見たマルマラ湾 そんなテラスの上で、アンカラからアンカラ・エキスプレシで来たという中年の夫婦に会った。意外にも同…

イスタンブル旧市街観光 その1

今朝は昼まで眠るつもりだったけど、07:30頃に目が覚めてしまった。それからしばらくは部屋でゴロゴロして本を読んだりしながら過ごした。街に出るとまた物売りにつきまとわれたり、Fに会ってしまったりしそうだし、何となく気が乗らない。 それでも09:00過…

イスタンブール到着 その2

ベヤズット・ジャミイは中には入らなかったが、あまり派手さのない、渋いジャミイ(モスク)だ。 イスタンブール大学の向こうにシュレイマニエ・ジャミイがあるので、まず大学に恐る恐る入ってみる。 「恐る恐る」というのは、入り口のところに警官のように…

イスタンブール到着 その1

出発前2日ほどは、結構さびしかったな。恐らく、みんなは毎年そうしているように、今年も鍋をみんなでつつき、酒を飲み、スキーに行くのだろう。今年はそういうことはできない。人があまりしていない経験をしに行くのに、我ながら何より言ってんだとは思うけ…

トルコへの道

なんだか、全くもって現実感にに欠けている。出発3日前の時点で荷造りもしていなかったし、前日になっても、明日、自分がトルコまで行くような気がしていなかったけど、当日もまた然り。 京都駅からJRの特急「はるか」に乗って関西国際空港へ向かう。1996年…

トルコへ行こう

1998年の11月からトルコ、シリアを旅行した際の日記を載せています。(シリア編は終わりました。) 旅行時からもう20年以上が経っているため、この文章にはガイドブック的な価値はあまりないでしょう。自分のための記録として、あるいはトルコやシリアの魅力…

シリアを出る

アラビア語の新聞を探してうろつきまわった。土産を包むのにいいんじゃないかと思って。少し歩いて、ブースで売ってるのをみつけ、「アラビア語だぞ。読めるのか?」(たぶん)と言われるのを「いいんだよ」と答えて、買う。 続いて、バロン・ホテルの写真も…

再びのアレッポで

今日は大して予定していることもない。 同宿の日本人が100$札の偽札をつかまされて困っていた。触ってみるとツルツルだし、すかしは本物とは違うというか薄過ぎて無いようなものだし、本物の100$札と全然違うけど、他の札に混じっていたら気づかないな。100$…

デリゾールからアレッポへ

ビザの期限がやってきた。 朝早く起き、ホテルに荷物を預けて、イミグレーションに向かう。地図を見ながら20分ほど歩いたが、それらしい建物は見当たらない。またしても「歩き方」に騙されたのか、私が地図を読めていないのか…しょうがないので交差点にいた…